勉強会「赤穂緞通という仕事」

蒸し暑い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。この度丹波篠山にて赤穂緞通の展示とお話会を催すことになりましたのでお誘い申し上げます。約150年前に兵庫県の西端、赤穂市で生まれ織り続けられてきた手織りの敷物について、知っていただく機会となれば幸いです。

 

――― 室で用います敷物の類は、日本では畳がありまた座布団があるため、中国や中央亜細亜のような発達の跡を見せません。それ故幾種かある日本の緞通は大切に保護されてよいでありましょう。生活の様式が変わりましたから、敷物の需要は大きくなるはずであります。

 

 柳宗悦は「手仕事の日本」の中で日本の緞通についてこのように述べています。絨緞は海外のもの。私も赤穂緞通と出会うまでそう思い込んでいました。かつて日本でも手織りの敷物=緞通が盛んに作られていた時代があり、今も織り続けられていることはあまり知られていません。大陸を渡り海を越えて伝わった絨緞文化は、東の果ての日本で如何に花開き独自の発展を遂げたのでしょうか。

 

 最も古く、江戸の元禄年間からある佐賀の鍋島緞通と、それに続く大阪の堺緞通、そして兵庫の赤穂緞通。主な三つの産地の緞通には、素材や文様など相互に影響しつつ発展したと思われる共通点と、製法や道具など異なる点があります。中でも赤穂緞通の機の形状や、鋏を使った仕上げの技法、糸への糊付けなどは他に類を見ないものです。実物を見比べながらそれぞれの特徴を知り、兵庫県に残る手仕事の一つである赤穂緞通について、理解を深めていただけると嬉しく思います。

 

赤穂緞通の展示は別会場となります。会場間は徒歩10分ほどですので、併せてご覧いただけますと幸いです。

 

「赤穂緞通 次の新へ」

会期:8/26(金) ~ 9/4(日) ※8/31(水)はお休み

時間:10:00~18:00

場所:une(兵庫県丹波篠山市北新町120番地)

 

イベント詳細

勉強会「赤穂緞通という仕事」

日 時: 2022年8月27日(土)18:00 ~ 19:00

語り手:阪上梨恵 

場 所:喫茶/宿 oito(兵庫県丹波篠山市河原町186番地)

参加費:1500円/お茶・お茶菓子付

    (oito 受付にて直接お支払い下さい)

定 員:最大25名程度

   (コロナの状況により定員が減る可能性があります)

申 込:以下の専用WEBフォーム、または事務局(西堀)まで直接メール、電話、FAX等でお申し込みください。直接連絡の場合は必ず「参加者氏名」と「赤穂緞通(あこうだんつう)勉強会参加希望」と伝え下さい。

 

 ▶ お申し込み専用WEBフォーム ◀

 

兵庫県民芸協会 事務局(西堀)

TEL:070-5660-2186

FAX:0771-82-2884 

E-mail:hyogoken.mingeikyoukai@gmail.com

 


会場案内

喫茶/宿 oito

兵庫県丹波篠山市河原町186番地 丹波古陶館西隣

JR福知山線篠山口駅下車後、篠山営業所行きバスに乗り本篠山バス停にて下車。バス停より徒歩3分。

お車の場合は近隣のコインパーキングをご利用下さい。