藍とは青い染料を含む植物の総称であり、世界各国で様々な植物、様々な方法で藍染が行われてきました。日本の藍は蓼科の植物が主であり、収穫した葉を乾燥させ、数ヶ月かけた発酵ののちに ”蒅” という染色の原料にします。村井さんご一家は二十数年前から兵庫県西脇市で「播磨藍」の名の元に藍作を営んでこられました。今回は藍の畑作から収穫、蒅作り、藍染までの一年間のお仕事について村井弘昌さん、智美さんご夫妻にお話を伺い、藍の寝床で発酵過程にある蒅も実際に見せていただきます。
かつて私たちの生活とともにあった藍染が衰退してから100年余経ち、再びその良さが見直され、藍の衣服に親しむ機会や藍染を手がける方は年々増えているように感じます。しかし原料を作る藍農家の仕事について知る機会は少なく、その過酷さゆえに従事する人が少ないままという現状もあります。この度の勉強会が、藍染の世界の一歩奥を想像するきっかけとなりましたら幸いです。
【イベント詳細】
日時:2024年12月7日(土) 13:30~15:00
会場:兵庫県西脇市 村井邸
※ご参加の方のみに住所をお知らせします
アクセス
車:中国自動車道 滝野社ICより20分 (ご自宅横に駐車場あり)
電車:JR加古川線 西脇市駅より送迎を予定しています。
電車でお越しの方は申込時にお知らせください。
参加費:
会員:無料
ゲスト:1,000円(会員同伴のみ)
申込:本イベントは定員に達しましたため、お申込を終了しました。